ジャンプした犬は風を感じた >

ジャンプした犬は風を感じた

みんなで「剣士」のことを考えてみないかい?さほど難しく考える疑問は無いと思うんだよ、「悲哀」のことって。
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ノリノリで熱弁する兄さんと失くしたストラップ

本日の体育はポートボールだった。
少年は、ポートボールが苦手だったので、不満げに体操服に着替えていた。
おそらく今日は、運動は何でもこなすケンイチ君の活躍が目だつはずだ。
きっと今日は、球技の得意なケンイチ君が活躍するはずだ。
そうなると、少年が大好きなフーコちゃんは、ケンイチ君を見つめることになるのだろう。
少年はフーコちゃんをチラチラ見ながら、体育の場へと向かった。
だけどフーコちゃんは、ケンイチ君じゃなくて、少年のほうを何度も見てたことを、少年は気付かなかった。

汗をたらして吠える子供とファミレス
少年は非常に腹ペコだった。
もう少しで夏休みという頃、学校から元気よく下校していた。
蝉はうるさく鳴いている。
日光は強く、夕方とはいえまだ陽は低くなかった。
少年は汗をかきつつ一人で歩いていた。
友達と一緒に下校するときも多いが、今日はものすごくお腹が減っていたため、早いとこ帰宅して何かを食べたかった。
少年が食べたいのは、昨日の夕食のカレーの残り。
昨晩のカレーは、まだ鍋に多少は残っていた気がする。
ご飯だっておそらく、冷や飯が冷蔵庫に入ってたはず。
少年は早くカレーを食べようと、足早に家へ向かった。
すると、汗がますます出てきた。

夢中で話すあの子と横殴りの雪

手に入れた裁縫するための布で、園に通い始めるひとり娘の袋を裁縫しなくてはいけない。
私ではなく家内が作るとは言っても、自分も絶対やだというわけではないので、時間がかかるようだったら助っ人に入ろうと考えている。
決まったものをしまう手製の袋が園に通い始めるのに必要らしい。
ミシンもやっとのことで到着した。
使った感じもみてみようと考えている。

無我夢中で踊る妹とオレ
チカコの自宅のベランダで成長しているミニトマトは、かわいそうなミニトマトかもしれない。
枯れる直前まで水分をあげなかったり、たまにアイスティーを与えてみたり、コンソメスープをプレゼントしてみたり。
酔った私たちに、ビールを与えられたこともあり。
育ての親である友人は、次回絶対トマトジュースをあげてみたいらしい。
私たちの中でトマトの気持ちは完璧に無視。

気分良く話すあの人と突風

梅雨も終わり、今日蝉が鳴いているのを聞いて、少年は「夏だ。」と感じた。
もうすぐ夏休みという休みの日のお昼前、少年は縁側で入道雲を見ながらアイスクリームを食べていた。
頭の上では風鈴がときおりチリリンと音を立てた。
いつにも増して暑い日で、太陽が座った少年の足を焦がしていた。
少年は元気に半ズボンだった。
顔中から汗が流れ、アイスクリームも溶けて垂れてきた。
少年は、近くにある市民プールのオープンが待ち遠しかった。

自信を持って体操するあの子とオレ
娘の4歳の誕生日が近いので、プレゼントを何にしようかを悩んでいる。
妻と話して、体で遊ぶアスレチック系か頭を使うものか着るものなどにするかを決定しようとしている。
考えるがなかなか決められないので、実際に見て決めることにしたけど、ピンとくるものがなかった。
だけど、子供に近くにいかせてみたら、あっさりと決まった。
トンネルの遊具に一生懸命だったので、それに決めた。
ただ、私たちの家が小さいので、小さめの折りたたみ可能なやつに話して決めた。
販売価格が、なかなかリーズナブルだったので、助かった。

騒がしく口笛を吹く子供と私

昔、まだ20歳の時、仲良しの3人で飛行機で釜山にツアーに向かった。
初の海外旅行で、高級ホテルにしばらくの宿泊だった。
繁華街をしばらく観光して、楽しんでいたけれど、しだいに道に迷ってしまった。
日本語は、理解されないし、英語も少しも通じない。
すると、韓国のお兄さんが、完璧な日本語で道を教えてくれた。
しばらく横浜に来て日本文化の学習をしたらしい。
そのことから、無事、楽しい海外の旅をすることが可能になった。
次の日、バスで道を説明してくれたその人になぜか出くわした。
「来てくれてありがとう」と言われたので、私たちはこの国が好きになった。
いつも1年に1度は韓国観光が恒例だ。

どしゃ降りの仏滅の朝に歩いてみる
友人の彼氏であるSさんの働く食品会社で、定期的に和歌山の工場で作った梅干しをお願いしている。
飲むと電話をかけてくるSさんの部下でアルEくんという若者は、ぜんぜん会話がかみ合ったことがない。
ノンアルコールの時の彼は、相当な人見知りが激しいようで、そこまでたくさん返答してくれない。
そんな感じで、一回もE君とはまともに会話をしたことがない。

どしゃ降りの水曜の日没に想い出に浸る

セミももう鳴いていない夏の夜。
少年は家の縁側に座って、スイカを食べていた。
西瓜をかじってはタネを外に吐き出していると、ときには種が飛ばずに、自分の服に落ちたりしていた。
傍に置いている蚊取り線香の匂いと、星のよく見える暑い夜、そしてスイカの味。
少年はそんな事を感じながら、残りの夏休みは何をして遊ぼうかな、と夜空を見上げた。

余裕で踊る家族と読みかけの本
今日は少年は、小学校の給食当番だった。
マスクと帽子をつけて、白衣を着て、他の給食当番たちと、本日の給食を給食室に取りにいった。
今日の主食は、お米じゃなくてパンだった。
バケツみたいに大きなフタつきの鍋に入ったシチューも。
少年は、最も重たい瓶入り牛乳だけは、男の子が持たなければならない、と思っていた。
クラス全員分だから38本ある。
なので自分が、バットに入った瓶入り牛乳を持ったのだけど、同じ給食係のフーコちゃんが一緒に持ってくれた。
重たい牛乳を女子に運ばせたくはなかったけど、同じクラスでのアイドル・フーコちゃんと教室まで一緒に歩ける、と思ったので、少年は少しドキドキしながら、そのまま2人一緒に牛乳を持って行くことにした。

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